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2月(サイトオープン) |
・加齢による衰えは意識しだしていた。ジャンプ力がめっきりなくなったし、毛艶もさびしい。ただ食欲にむらがあるのはいつもの様子だし、おしっこの回数が多くなったと思うものの特に健康上の不安はなかった。介護は視野にいれつつも、闘病の概念はまったくなし。
投薬は、鼻水がひどいときに常備の抗生物質を自己判断にて。
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3月<腎不全発覚>CRE値2.6 BUN値37.0 |
・排便時の吐き戻しをはじめて確認する。1泊での留守番時のトイレ不備が引き金となり血尿。
・Sクリニックにて血液検査、腎不全と診断される。
初めての獣医さんであったが、少し前より電話にて健康診断の相談をしていた。これ以降mooの主治医となる。
・おしっこの回数が多いなどその兆しはあったが、まさかという気持ちでショックは大きかった。ただ、早期の発見であることから先生と相談の上定期検査にて様子を見ることとする。mooの場合の問題点は通院が困難なこと(極度の緊張)、食が極めて細いことである。一応、療法食(猫缶)ネフガードにチャレンジするも惨敗、あきらめる。
・緊張、パニック時の(通院、長距離移動など)mooの精神的安定にとフラワーレメディにチャレンジしてみることにした。
・1泊でも一人での留守番は無理と判断して、トイレをきれいに保つことを目的としてキャットシッターさん依頼スタート。
関連する日誌
3月3日 腎不全の診断
3月4日 先生との面談内容
関連コンテンツ
歩行障害の始まり(痙攣)の動画 鳴き声が入りますのでご注意ください。mooの動画館の一部です。
*日誌は外に開きますのでブラウザーの×で閉じてください。
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4月 |
・便秘に苦しみだした。またおしっこの回数が明らかに多い。吐き戻しもある。mooのトイレは砂を使ったものでなくシートのみという変則トイレ。トイレを増設して気持ちよくすごして欲しいとおもうものの、mooのお気には召さないらしい。サイト仲間にもSOSを発信、用意周到に増設を図るがうまくいかない。また、排便時に尿漏れがあるらしいことに気づく。
関連コンテンツ
せきららトイレ白書
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5月<往診開始>CRE値2.9 BUN値47.3 |
・往診にてmooの診療が始まる。1度目はmoomamaが助手として役に立たなかったため歩行障害の診察のみ。家の中なので自然体のmooを細かく触診してもらうことが可能だった。3月の硬直状態のあとよりmooの歩行が急激に変化したが、これは神経系のものとのこと。サプリ(ビタミンC&B)を投与して様子をみることに。
・2度目の往診では絶食後の採血によって精度を高めた血液検査としたが、結果は芳しくなく上昇。活性炭の投与も合わせて開始。お薬の量が増えてmoo、moopapaともストレスとなる。
・レスキューレメディを使用してみるが残念ながらmooには効果がなかった。
・介護日誌がまるでうんp日誌となりだす(笑) 排泄の混乱が始まった。観察しているととても苦しそうで、いきむことに集中すると、場所を選んでいる余裕はなくなり同時に嘔吐がある。嘔吐あとを発見したときにはかならずトイレにうんpがあるという感じになりだした。
・食欲にむらがありとても療法食(猫缶)を食べてくれる状況ではない。食べる量が少ないため便秘の悪循環に陥っている。好きなお刺身でつろうとするが、食事の介助をしてあげないと食べないことも多い。
関連する日誌
5月16日 初めての往診
5月17日 二度目の往診
5月23日 トイレ以外での排泄
関連コンテンツ
mooの活性炭
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6月<リーナルケア本格スタート> |
・唯一mooが受け入れてくれる療法食が見つかった。本来は経腸栄養食と呼ばれる液体状で、強制給餌やチューブを使っての鼻腔からの投与に用いられるものである。口にものを運ぶのが下手なmooは一般的な猫缶も、最近ではカリカリの粒でさえも苦手になってきた。リーナルケアであれば、水を取るように舐めることができる。脱水も防げると良いこと尽くし・・・とも言えない。まず、価格が1030円と高く、濃厚なため歯石の心配が絶えない
・mooの体重が減りだして徐々に不安が増してくる。相変わらず食は細く、便秘、嘔吐が多い。夜半寝ていても、あの声ウェッを聞くと目が覚める。ただ慣れてはきたので日誌での記載は減った。
・ビタミンの投薬は続いているが目だった効果は無い。
・あきらめきれずに砂トイレにチャレンジつづく。
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7月 CRE値3.1 BUN値45.2 |
・CREがじわじわと上昇を続けている。食欲も無く、体重もこれまでで最も軽い2.3kgまで減少。この状態が続いたら秋からは輸液をスタートすることも覚悟することにした。
・トイレの形状が完全に固まった。大判のトイレシートをそのまま床に敷くだけ、なぜもっと早くに気がつかなかったのか。足腰に負担もなく、広い範囲をカバーしてあげらる。洗面所のマットの上でのうんpは減った。
関連する日誌
7月14日 7月の往診結果
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8月<福島でのリハビリ効果> |
・夏の暑い季節の体力の消耗を避けるため、moomamaの実家で1ヶ月を過ごさせる決断をした。長距離移動は久しぶりなので不安もあったが、S先生とも相談して前向きなリハビリ策を選択した。moopapaが一緒で無いのでこれを機にビタミン剤は中止となった。ただし、マヨネーズ作戦にて活性炭は継続。
・mooグランマの手厚い介護が加わって、快適な(?)避暑生活。ただし冷夏で避暑という気分は全くなし。mooも風邪を引くハプニング。手持ちの抗生物質で事なきを得る。
・広い戸建の日本住宅での暮らしは、mooにとって快適だったようだ。畳は足腰に優しく感触が嬉しいし、時間帯によって好きな寝場所が選べる、外猫を始め興味を引くものがたくさんある。
・東京ではあれだけあった便秘と嘔吐がぴたりと止まった。運動量が多いの良いのか、気候があっているのか、あっという間に帰京の日を迎えたときには正直悩んだ。ひょっとしてこのままのほうが幸せなのか・・・。でも、mooを看取ってあげるのは私たち。一緒に帰ってきたことに迷いはもうない。
・2004年の避暑も楽しみ。またあの高いベッドにジャンプすることはできるのだろうか。
関連する日誌
ほとんど毎日記録しています。最初はやはり食欲が無く心配しましたが、日に日に冒険する様子もあり日誌が楽しかった1ヶ月でした。安定剤代わりに使った宇都救命丸の話もあります。
関連コンテンツ
夏休みの冒険老猫編 音楽つきのスライドショーです。お楽しみください。
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9月<激動の9月>CRE値3.0 BUN値41.0 |
・帰京するや、さっそく便秘と嘔吐が始まる。かなりショックだった。気候も冷夏から一転残暑も厳しくエアコン頼みの生活は老猫にはつらい日々となった。活性炭も中断とした。
・8月末(25日帰京)から便秘、下痢とジェットコースターのような変化。
・輸液パニック:脱水を心配して輸液を行ったところ、身体の変化に混乱したらしくmooはパニック状態。数日で落ち着いたものの、moomamaもこのあとのことを考えると憂鬱な思いだった。輸液の重みでバランスがとれなくなるためショックだったのだと思われる。
・血尿パニック:下痢からまた便秘となり、いきんだ時に脆くなっていた血管が切れたらしく鮮血が止まらない事態となって今月2度目の緊急往診。一過性のもので終わったが、老化は確実に身体の内側に潜んでいることを知った。飛んできてくれた先生に感謝。またパニックのmoomamaを掲示板でリアルタイムに支えてくれたネット仲間にもありがとう。
・彼岸には再度、福島へ。短い旅も何とか乗り越えた。よくやったmooちゃん。
・2日の腎不全の検査結果は、以外にも良いほうへ向かっていた。8月の田舎暮らしがあっていたのだろうと先生とも意見が一致。
・このあとのmooの療養生活を大きく左右することになるシャンペットプロをスタートしたのも9月である。
関連する日誌
9月2日 皮下輸液
9月3日 皮下輸液その後
9月5日 mooの歩行
9月8日 血尿パニック
9月14日 やっと出た
9月18日 シャンペットプロスタート
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10月<悪夢再び・体重復活> |
・山あり谷ありの9月を乗り越え、シャンペットプロを始めてからうんpにも艶が出てきて、かちかちではなくてしっとり大ぶりなものが増えた。それでも嘔吐はない。再び血尿の恐怖なんてことにだけはなりたくない。トイレ問題については平穏な日々が続いた。いいかもしれないという実感が出始めるのにさほど時間は要らなかった。
・お通じもあり食欲も安定してきて体重が戻った。小さくなっていく身体は寂しかったのでほっとした。
・冬に向けて保温対策を考え出す。なんとか快適に今年の冬も越してもらいたかった。お気に入りのハウスが見つかったことはmooの精神安定にも良いはず。気温が少しでも下がると敏感に猫風邪の症状がでるが、これは長い付き合い。ときどき抗生物質を使いながら食欲が落ちないように上手に管理していくほかない。
・このサイト立ち上げのきっかけとなったmooの発作がおきた。昨年とほぼ同時期のこと。原因は不明のままだが、少しは学習した成果がでて落ち着いて対処できたと思う。掲示板にて同じ症状の猫さんたちがmoo以外にもいることを知り、衝撃。それなのになぜ、症例として認識も解明もされないのか。
関連する日誌
10月3日 保温服
10月5日 風邪ひきさん急増中
10月8日 猫ハウス
10月16日 混乱再び
10月17日 一夜開けて
10月23日 左目のこと(番外編)
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11月<歯石・歯肉炎トラブル>CRE値2.6 BUN値45.5 |
・車での長距離移動にも自信を持つことができた。救命丸を使用することでさほど興奮状態となることなく、3時間程度なら乗車可能。
・シャンペット・プロ(健康補助食品)を初めてほぼ2ヶ月になる。嘔吐、便秘が格段に改善されており、加えて数値的にもmooには効果があったと判定できそうである。初の血液検査の結果も良好で先生も一緒に感激してくれる。このまま持続決定。
・専門薬を使ってのオーラルケアスタート。歯石がたまり歯肉炎を発症。歯茎が真っ赤に腫れて食欲がなくなった。頬にも腫れが確認され焦る(2000年の悪夢が再び・・・) 人間用治療薬、抗生物質投与。
・せっかくすべてが順調かに思えた矢先のことでかなりショックを受けた。しかも今後のためにと最短時間での通院にチャレンジしたが、mooの硬直する姿に今後は何があっても通院はあきらめる決心。
関連する日誌
11月9日 新!移動作戦
11月17日 往診日
11月19日 毛割れ
11月28日 mooの顔が腫れた
11月29日 通院の決断
11月30日 処置継続中
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12月 |
・これまでと違う様子の嘔吐が続いた。うんpあとのげーではなくて、何か食事に関係しているような感じだが原因は不明。サプリや食事を一度リセットして様子を見ていたところ普段のmooに回復。いったい何だったのだろうか。先生と相談して、生ものはしばらくストップ、食べさせるときも細かくきざむ、たたくと食道や胃への刺激をカット。連続的な嘔吐はこれまでにないものだったので見ているのはつらかった。まして食の細いmooのこと、せっかく食べたものが無になる脱力感もある。吐しゃ物にも違いがあるので要観察である。
・猫ちゃんの牛乳をスタート。タウリン、その他の栄養素の補給を目的として。
・食事は自ら食べようとすることは少なく、手から食べるようになってきた。
関連する日誌
12月4日 mooの頬の腫れ続き
12月7日 嘔吐・・・元気なのに
12月8日 今日も嘔吐
12月9日 なぜか治まらない嘔吐
12月16日 猫ちゃんの牛乳
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1月<誕生日・ケアの成果>CRE値2.4 BUN値49.1 |
・おかげさまでお誕生日を迎えることができた。嬉しいとしか言葉がない。
・CREは1年たって最低まで下がってきた。療法食(リーナルケア)とシャンペットプロでがんばって来た甲斐があるというもの。これで少し活性炭を再開して継続して数値の推移をみていきたい。
・食欲がある。そして猫缶タイプの食事に抵抗が無くなった。大きな変化だ。約1年前、活性炭を摂らせたくて試したときにはほぼ全滅だったのに。すり鉢にてかなり細かくすりつぶすことによって、舐め取るように口に運ぶことができている。なんでもっと早く気がついてあげなかったのか、大後悔。嗜好も以前なら考えられない、ビーフ味や、メーカーでいうと○ンプチが好き。信じられない。老猫の嗜好は頑固だが、あるとき突然と言うことも多い。決してあきらめないで新しいものに挑戦しなければ。本猫はスーパーで買い物できないのだから。
・食欲の原因は歯の調子が良いことのようだ。噛むそぶりを見せることも多くなっているし、歯茎の赤みは消えている。口腔ケアの効果が出ていることはとても嬉しい。
関連する日誌
2004年1月13日 見えない力
2004年1月29日 誕生日検診
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