むーすけの介護日誌
2006年1月29日 二十歳を祝おう

2003年3月3日の日記


診断は、慢性腎不全  No.36
昨年開業したペットクリニックへmooを連れて行った。初めての先生だ。
久しぶりのお出かけは、あいにくの雨。

採尿を試みたが、どうしても取れない。血液検査をすることなった。
採血は、mooの喉元から。
喉からというのは初めてだったのでちょっとびびった。
当の本人はきょとんとして、すこぶるオトナシイ。腰は抜けているが。
時々、看護婦さんの手を舐める余裕すらある。
じっとしていることしばし。けっこう多めの採血が終了。

検査結果のでるまで30分を待つことにした。
mooは自分の置かれた状況に気がついて急激に変化した。
完全硬直状態で、棒のようになりキャリーに戻すこともできずに
抱いて待つことに。目は一点を見定めたまま唸る。

まるで見えないロープでぐるぐる巻きにされたかのように、もがいて
七点八倒、手足は曲がったり突然伸びたり。
あらかじめこの診察時に陥るであろう状況は話してあったので、
先生も心配して見に来る。長い30分だった。

血尿は一過性のものと思われるが、肝臓、腎臓の機能に問題があると
診断された。ただ、mooが限界に近づいていたので後日mamaだけが再訪して
病気の説明と今後の方向性を話し合うことになった。

家に戻ったmooは自力ではキャリーから出られず、足が金縛りにあったようで深夜までまともに歩くことができなかった。

止血剤と抗生剤を5日分、mamaのうれしくない仕事ができた。


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