むーすけの介護日誌
2006年1月29日 二十歳を祝おう

2003年11月17日の日記


往診日  No.205
写真は往診直後にハウスに逃げ込んだmoo。緊張した、ちょっと怒った顔。このあと、少し美味しいご飯で機嫌取り。mooはすっかりS先生を「嫌いな存在」として認識したようだ。以前のように寄っていってスリスリしないどころか、部屋の角に逃げるようになった。嫌われちゃって少し寂しそうなS先生でした。しかも今日は口の中までチェックされて、、、。嫌いは頂点に達しているかも。

歯:
ほとんどまだ残っているとのこと。ただし、左側が歯肉炎を起こしている。
もともと苦手な左側をさらに使わないのは、これが原因らしい。
そのうえ、かりかりを噛まずに飲み込むようになってきている。
現在、歯肉と歯の掃除をしていることを説明。やり方、使用の喉用綿棒は合格。
歯のお手入れ時に出血があることで、今後は動物用の液体歯磨きを使用するように処方してもらうこととなった。
目的は、歯肉炎部分に口腔内の菌が入り炎症を悪化させて身体の全身状態に影響するようなことを避けるためである。
その歯磨きには菌を殺す作用が入っているということであった。

頂いてきたのは、C.E.T.のスプレータイプの獣医師専用「歯と歯茎の洗浄剤」USAとなっている。
名越で同じ会社のガムやペーストの歯磨き剤はあるが、同じものは検索にかからない。
直接スプレーしてもよく、ゆすぎもいらないとある。無味無臭に近い。
舐めてみるとほんのり甘い感じもする。ペースト状のものには抵抗があったので良かった。
これなら極端に嫌がったりはしないはず。綿棒にスプレーして湯の代わりに綿をしっとり濡らして使う。
2000円也

血液検査:
BUN45.5(41.0)↑ CRE2.6(3.0)↓ GPT76(132)↓ 
ひょっとして下がっているかもと期待していたBUNは下がらなかったが、CREは3月の数値まで戻った。
9月半ばから活性炭を止めてしまったので、今後は再開することにした。
9月18日よりシャンペット・プロ(健康補助食品)を初めてほぼ2ヶ月になる。
嘔吐、便秘が格段に改善されており、加えて数値的にもmooには効果があったと判定できそうである。
先生もこれに活性炭を使うことで、このまま数値が維持できれば御の字と。
これ以上はCREが下がることは腎性腎不全では厳しく、目標はあくまでも現状維持と説明を受ける。
BUNは上下動の範囲内なので気にせず、CREとGPTの改善が全体症状の改善につながっていると理解してくださいとのこと。
現在の数値であれば、腎不全そのもので命に関わるようなことは無いから安心していい、が、
この先他に何も出てこないとして、、、との注意付き。
つまり、他の臓器に問題がということなのだろう。何しろ高齢なのだから。
どこがおかしくても不思議はない。変化を見逃さず、早め早めに手を打つことができたら、希望はまだ大きい。

*近々にシャンペット・プロと口腔洗浄については更新する予定




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