むーすけの介護日誌
2006年1月29日 二十歳を祝おう

2003年10月23日の日記


左目のこと  No.179
書きたいことはこれしかない・・・て時はすぐ書ける。
あれも、これもとちょっとづつ気がかりなことがあるとき・・・意外と書けない。
それは、mooのことに限らず。そんなmoomamaの介護日誌。

今日は、mooの左目について。
手術したのは、ちょうど3年前の11月の初めごろ。
頬の縫合手術が終わってやっと退院してわずか3日後ぐらいのこと。
10月のほとんどを入院、ケージ暮らしから解放されたばかり。
エリザベスカラーをつけての自宅療養が始まったところだった。

ふと気がつくと、瞳が飛び出している。
真ん中だけ、顔の表面より出ているのだ。
瞳がこぼれそう! 息を呑んだ。
(当時、moomama本人も術後でmooを病院に連れて行けない状態)
moopapaの帰りを待って、見てもらう。病院へ行こう。

即刻手術の宣告・・・またか(青) 立て続けに3度目だった。
手術の内容は「眼房水除去手術」瞳に大量の水が溜まっているという。
あまり解説をしてくれないO先生からは、何も詳細が聞けない。
失明の可能性についても分からないという。
最悪、眼球を摘出した場合は目が陥没して表情が変わりますと。

またまた入院生活に逆戻り。
術後は目からどろりとした目やにが出るばかり。
何日入院しても、とても良くなりそうもなく、これ以上はと
自分で手当てする決意をして退院させた。

目は白濁して、角膜が波打っていた。真ん中には盛り上がった線。
なぜこんなことになったのか、原因は分からずじまい。
病院でだったのか、家に戻ってから傷をつけたのか、頬の手術の影響か。

それから半年、毎日続けた抗生物質の目薬でどろどろ目やにもおさまり、
周囲にはきれいな部分も戻ってきた。
失われた視力がもどることはなかったけれど。
初めて見る方は痛々しく感じるかもしれないけれど、
独眼でもけっこう可愛いと思っていた。
そして、それは最近ますます確信となっている。
moomamaをおだてると恐い(笑)

一緒に昼寝をしてみると、不思議なことに
見えない左目を開いたまま寝ていることがある。
右目だけを閉じて。器用な寝方だ。

そういえば寝る間も惜しんで働いたバブル時代、こんな寝方をしたいと
言った話があったような覚えがある。

果たしてmooは何のために、左目を開けたまま昼寝をするのか、
聞いても答えないので、永遠に謎のままだ。

注:昼寝の時だけです。夜はちゃんと両目を閉じています。




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