ブルックリンに住むeikoさんが一時帰国した。 実家に戻られる前の滞在先が思いがけず目黒、しかも至近だということがわかり、短い時間だけどお目にかかることになった。 IBDから緑内障(他にもいろいろ)まで病気を持っていたおしょちゃんと私たちををつないだのはインターネット。海を挟んでNYと東京、ままるねこさん経由老猫介護。 話題となった互いの国の獣医療事情のその仕組みの違いには溜息もまじる。 羨ましいところもあれば、介護人として信じられない受け入れがたい実情もあるもの。話してみなければ分からないものだ。 それは多分、国内でも東京と地方の格差と同じ構図なのだろう。
そしておしょちゃんへの想い。 おしょちゃんが永遠の眠りについたのは9月21日。残された選択だった。 最期の最期まで治療を追い求めていたのに、あまりに早過ぎる悪化はおしょちゃんからそしてeikoさんから時間を奪ったのだ。 でもあの時、どうしても両眼摘出はできなかったのとeikoさん。 その気持ちは十分過ぎるぐらい分かる。かすかとはいえ見えている目を残してあげたかったのはごくごく自然なことだもの。 疲れた身体を日本で癒してゆっくりして欲しい。それからかな、時薬は。
誰にもあるのです、後悔も失敗も。自分だけと思ったらそれは違う。 あの時、ちょっと先の未来をみることができたら・・・ でもそれができないから 一生懸命、必死、なのだ。 介護を終えたものどうし、初対面だというのに とてもそうは思えず^^ また不思議な時間を過ごした夜だった。
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